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現場で見えてきた“本当の原因”
「BCAAは意味ない」
そんな言葉を一度は聞いたことがあるかもしれません。
結論から言えば、
BCAAそのものが無意味なのではありません。
多くの場合、
使われ方と順番が間違っているだけです。
現場で多くの利用者を見てきた中で、
この誤解は何度も繰り返されてきました。なぜ「意味ない」と言われるのか
理由① 体感が出にくい
BCAAは刺激系サプリではありません。
カフェインのような即効性もなく、
飲んだ瞬間に変化を感じる人は多くありません。
そのため、
- 「飲んだけど変わらない」
- 「効いてる感じがしない」
という評価になりやすい成分です。
理由② すでに足りているケースが多い
多くの人は、
- 普段の食事
- プロテイン
から、すでにBCAAを含むアミノ酸を摂取しています。
この状態でさらにBCAAを追加しても、
差が出にくいのは自然です。
現場でも、
BCAAをやめてもトレーニング内容や身体に
変化がなかったケースは珍しくありませんでした。
理由③ 優先順位が後なのに先に買われる
ここが一番の問題です。
- 睡眠が足りていない
- 総タンパク質量が不足している
- トレーニングの負荷設定が曖昧
こうした状態で、
最初にBCAAを買ってしまう人が非常に多い。
この順番では、
効果を感じにくいのは当然です。
それでもBCAAが売れ続ける理由
BCAAはマーケティングと相性が良い成分です。
- トレ中に飲む=“効いてそう”
- プロ選手が使っている
- 分かりやすい訴求(筋分解防止)
しかし、
売れやすさと必要性は別物です。
実際にBCAAを検討する価値があるのはどんな人か
すべての人に不要というわけではありません。
例えば:
- 長時間トレーニングを行う
- 減量末期で食事量が少ない
- 空腹状態でトレーニングすることが多い
こうした条件では、
補助的に役立つ可能性があります。
重要なのは、
**「誰にとっても必須ではない」**という点です。
結論|BCAAが意味ないのではない
BCAAが「意味ない」と言われる理由は、
成分そのものではなく、
- 期待が過剰
- 順番が逆
- 基礎が整っていない
この3点に集約されます。
多くの一般的なトレーニーにとっては、
最優先で検討すべきサプリではない
というのが現場での実感です。
次に考えるべきこと
では、
何を優先すべきなのか。
多くのケースでは、
- 食事と総タンパク質量
- 睡眠
- 基礎的なミネラル
この順番になります。
成分の優先順位については、
以下のページで整理しています。
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