目次
現場で見てきた「使わなくていい人」の条件
トレーニングを始めると、
高い確率で選ばれるサプリメントがBCAAです。
ジム運営に関わっていた頃、
サプリメントの売上推移と利用者の身体変化を
長期的に見てきました。
その中で感じたのは、
BCAAは“悪くない”が、優先順位を間違えやすい成分だということです。
この記事では、
BCAAが不要になりやすい条件を整理します。
なぜBCAAは売れるのか
BCAAが支持される理由は明確です。
- 「筋分解を防ぐ」という分かりやすい訴求
- トレーニング中に飲むという視覚的インパクト
- プロアスリートの使用イメージ
現場でも、
初心者ほど最初に手に取る傾向がありました。
問題は、
その順番が合理的かどうかです。
優先度が低くなる条件
① タンパク質摂取が十分な人
1日体重×1.5〜2gのタンパク質を摂り、
ホエイプロテインを活用している場合、
追加BCAAによる差は
体感レベルでは分かりにくいことが多いです。
実際、利用者の中でも
「BCAAをやめても変化を感じなかった」という声は少なくありませんでした。
② 1時間以内のトレーニング
一般的なトレーニング時間(45〜60分)では、
食事が整っている限り、
極端な筋分解リスクは限定的です。
この条件下では、
BCAAよりもフォームや負荷設定の方が
結果に直結するケースがほとんどでした。
③ 予算に限りがある人
現場で一番多かったのはここです。
サプリに月数千円をかける余裕がない人が、
BCAAを優先してしまう。
しかし、
- 睡眠時間が不足している
- 総タンパク量が足りていない
- 食事の質が低い
この状態でBCAAを追加しても、
成果は限定的でした。
逆に検討価値があるケース
- 長時間トレーニング
- 減量末期
- 空腹トレーニング
- 食事制限が強い競技者
こうした条件では、
補助的に機能する可能性があります。
ここで初めて、
BCAAが“選択肢”になります。
結論(プロの立場として)
BCAAは無意味ではありません。
ただし、
多くの一般的なトレーニーにとって最優先ではない。
現場で結果が出ていた人たちは、
まず
- 食事
- 総タンパク量
- 睡眠
- 基礎サプリ
を整えていました。
順番を間違えなければ、
BCAAは“必要になった時に足す成分”です。
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